3月28日(土) 鳴門のメバル釣り

今日からETC取り付け車 高速道路一律1000円スタート。

県外から鳴門に来る人たちにとって
特に本土から四国へ上陸する釣り人にとっては とてもいい制度にちがいない。

これまでは船代より高い高速代がかかっていたのだから。

一律1000円かと思っていたら
なぜか1050円?
まぁ少しでも安い方がありがたいものだ。



2週間ぶりの鳴門メバル。

前回は荒れた後の濁りのおかげで数釣りができた。

さて 今回は‥

イカナゴの大不漁のため,
メバルのトップシーズンにもかかわらず
爆釣スイッチは入らないまま。

3年前の今頃‥ コナ(イカナゴの稚魚)がよく流れて
サビキを落とせば鈴なりのメバル
毎回クーラー満タン

もうそんな海には戻れそうにない。


エサっ気のない痩せた海
食い気のないメバルにいかにして口を使わせるか
食いが渋いときこそ腕の見せ所ではあるのだが。


とりあえず いつものように目標は30匹ということで。


6時過ぎ 出船。

橋をくぐって 一気に撫養川口沖へ。

最初のポイントは潮が速すぎてメバルが浮いてない。

岸よりの流れの緩いポイントへ移動。



反応は悪くない。

しかし 食わない。

昨日は結構追い食いもしてきたそうだが,
今日は最初の1匹が掛からない。

釣り開始から1時間で ようやく最初の1匹。



一番上の枝 サビキに食ってる。

毎回 元気で小さいシラサを選りすぐって付け替えているというのに‥
何だか複雑な心境。

(今日もこの緑のサビキの枝に5匹釣れた,けっこう良型ばかり‥)

その後もアタリはほとんどなく 時間だけが過ぎていく。
適度に潮は流れ 魚探の反応は 真っ赤。
何十何百匹の群れの中に仕掛けを通しているはずなのに。

たまにコツッとエサを触りにくるものの,吐き出してしまい食い込まず。

1匹掛かって追い食いを待っていると 掛かったメバルまでバレてしまう始末。

3時間で3匹‥  それも小さい。

食いの悪いときは こんなものか。


船頭さんにお聞きしても あきらかに昨日より食い悪いです,とのこと


目標の30匹を大きく下方修正せねば。

目標20匹
 いや15匹‥




久しぶりのアタリ。

粘って 粘って 何とか追い食い成功。

4連だが,小さい‥



メバルはいるが,食わない。


場所を大きく移動。

淡路よりのギョウジャへ。

船が集まっているが,魚を釣り上げている様子はない。



どの船も苦戦しているようだ。

ここでも魚探の反応はバッチリなのだが,食わない。

これだけメバルが映っているのでエサ流れがあれば入れ食いになるはずだが
たまに誰かが中小型をポツンと1匹‥

私にはこんな魚まで



いつまで経っても食いが上向かない。

昼までに10匹も釣れていない。

今シーズン最低ペース。

先週までのポカポカ陽気と打って変わって お寒い1日になりそうだ。



北風が気になるが 瀬戸内側に移動。



春の大潮 海峡は海に段差ができるほどの激流。


しばらく走ってマルヤマ沖へ。



気分も新たに枝・間隔ともに長めの仕掛けに交換。
シラサも小さく 活きのよいものを厳選。
枝が絡まないように キッチリと針に刺し
からまないように丁寧に投入。

食いの渋いときこそメバル釣りの基本を忠実に実行しないと。

そのかいあってか ポツポツとヒットし始めた。

型も25cm以上の良型だ。

追い食い成功。



5匹ほど追加したところで潮が止まって食いも止まる。

少し南下して阿那賀沖へ。

最終ラウンドだ。



潮はほとんど流れていないが,いい感じで食ってきた。

型もまずまず。

ダブル トリプルで数を稼ぐ。



最後の漁場で10匹あまり追加して
何とか下方修正した目標20匹をクリア。

大潮なのにエサっ気のない海のせいで
実に食いの悪い一日であったが,
最後のポイントで何とか帳尻合わせに成功。

海に栄養分がないせいなのか‥
小魚や稚魚が流れてくれないと
メバルに限らず いろいろな魚の食いは上向かないのではないだろうか。



本日の釣果 メバル 〜27.5cm 26匹